講義内容

～九大フィルのミニ演奏あり～

楽譜に書かれた音楽を演奏する際、調律法（テンペラメント）の理解が不可欠です。 事前に「ほどよく」調律しなければならない鍵盤楽器においては、その調律法が音楽の表現に大きな影響を与えるがゆえに、 古今さまざまな調律法、そしてそれを実現するための装置が編み出されました。 その場でいわば「調律しながら」演奏する弦楽器や管楽器の奏者、あるいは歌手にとっても、その理解は演奏に欠かせないものです。
本講義では、バロック音楽における「歪んだ」調律法の美について知り、その調律法が生み出す力強い表現の違いについて学びます。 演奏者に益するでなく聴衆としても耳が研ぎ澄まされ、音楽を楽しむ新たな次元が開かれることでしょう。

講義内容

あなたは，虫を食べたことがありますか？ 「昆虫食」は，期待の代替タンパク質として世界的に推進されている中， 我々の周りにも様々な昆虫食が世に生み出されて，ブームも，炎上も起こしています。 昆虫食にはたくさんの利点がありますが，それを理解していても食べない人は食べないですし， ゴリ押しされたら反発します。 「食」「文化」「アイデンティティ」の一つの縮図である昆虫食から， 人間の「こころ」を探っていきましょう！